INTERVIEW

菊地 佳乃さん(埼玉県出身 / 薬剤師)

  • 30代で移住
  • Iターン
  • 単身
  • 転職

2016.03.18 UPDATE

菊地 佳乃さん

関東で薬剤師として働きつつも、薬草やハーブ、農業などに興味を持ち、自然に寄り添うライフスタイルに憧れていた菊地さん。東京のイベントでNPO法人 「農音」のメンバーと出会ったのをきっかけに松山の離島・中島を訪れ、初めて足を運んだ愛媛への移住を即決したそうです。松山でも薬剤師として働き、休日は中島や久万高原の山へ行って有機農業や畑作りを学びながら、薬草やハーブにまつわる自分らしい仕事のカタチを模索中。松山に来て繋がった縁を活かして活動の幅を広げています。松山市内に住み、市街地と島や山を行ったり来たり……、半農半都市的な暮らしを楽しむ菊地さんに、愛媛の魅力を伺いました。

「海も島も山も近くにある、自然とともに暮らせる街」

ーー 松山に移住しようと思ったきっかけは?

薬草やハーブが好きで、自然にやさしい暮らしに興味がありました。広い畑で美味しい野菜や元気のいいハーブを作ってみたいという、農業への憧れがあって。
3年程前に岡山へ移住した友人を訪ねたのを機に、漠然とですが地方移住を検討しはじめました。2015年4月に東京の代々木公園で開催されていた「アースデイ東京2015」というイベントでたまたま「農音」さんと出会い、中島に移住したみかん農家さんから話を聞いて「島もいいな」と思って。その後すぐ、5月のGWに旅行がてら中島に遊びに行きました。3泊くらいして、「農音」メンバーの方に島を案内してもらったり、みかん農家さんのお手伝いをしてみたり。島の人たちが面白くて、こういう人たちと一緒に暮らせたら楽しいかなって思いましたね。東京に帰る頃には、愛媛への移住を決めていました。「農音」の人たちとイベントで出会わなかったら、中島の存在も知らなかっただろうし、松山に来ていなかったかもしれません(笑)

ーー 移住するためにどんな準備をしましたか?

関東在住の頃、私は派遣で薬剤師の仕事をしていました。その時の派遣会社が全国展開をしていたので、広島支店の人を紹介してもらい、東京にいながら連絡を取り合って愛媛で薬剤師の仕事を探してもらう形をとりました。結果的に、収入面は移住前とあまり変わらず、住居付きの職場を紹介してもらえました。関東に住みながら土地勘のない愛媛で仕事や住居を探すのはやはり難しかったので、まずは用意してもらった条件で移住。愛媛に来てから、暮らしながら改めてこの先の住まいを探すのもいいなと思っています。

ーー 実際に住んでみて感じた松山の魅力は何ですか?

海も山もすぐ行けるし、島もあるし。気軽に散歩できる公園や小高い山が近くにあって、自然が近いところ。ちょっと行けば松山市駅があって、都会とまではいかないけれど、何でも揃います。
松山に来て驚いたのが、街からすぐに道後温泉に行けること。こんな市内に温泉地があるとは(笑)。道後温泉本館の市営駐車場を利用すると駐車料金が1時間無料になるので、本館や椿の湯をよく利用しています。
自然も、買い物できるところも、温泉も、1ヵ所で何でも楽しめるというのが魅力。地産地消メニューのある飲食店が身近にあるのも幸せですね。カフェも多いので、いろいろ開拓したいと思っているところです。松山暮らし、楽しいですね。

ーー これから移住を考えている方へメッセージをお願いします。

私は薬剤師という職種を活かして移住を実現しましたが、そういう強みがないからと移住をあきらめてほしくありません。本当に行きたいと思ったら、サポートしてくれる人はいっぱいいるし、私もしますから。
松山はコンパクトな街にいろんな人が集まってくる場所。今遠くに住んでいるとイメージできないかもしれないけれど、愛媛に来てみればそこから繋がる可能性はたくさんあると思います。いきなり田舎暮らしをすると都会とのギャップが大きくて挫折してしまうかもしれないけれど、松山だと田舎すぎて住めないということはないはず。1ステップの移住ではなく、2ステップ、3ステップと段階を踏んで移住するという選択肢もあります。その土地に行って自分の目で見て初めて感じることがあると思うので、気になるのならぜひ一度遊びに来てみてください。

DATA

出身地:埼玉県
移住元:東京都
移住年:2015年
移住までにかかった期間:5ヵ月
移住時の年代:30代
家族構成:本人
職業:薬剤師

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